医局長 阿部早苗
『秋田大学眼科学教室へようこそ』 医局長 阿部早苗

秋田大学眼科ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

2020年9月から医局長を努めています阿部早苗です。

眼科は主に眼球という小さな臓器を対象とする診療科ですが、その対象疾患は網膜疾患、緑内障、白内障、神経疾患、外傷、感染症など様々です。また患者さんの対象年齢も未熟児から100歳を超えるご高齢の方までと幅広いのが特徴です。私自身、眼科医になるまでこれほど奥が深い分野であるとは想像していませんでした。

秋田県は高齢化が加速し、人口減少が著しい県ですが、人口あたりの眼科医の数は決して十分であるとは言えない状況です。県民の皆様から常に望まれている状態です。

大学病院での日中の業務は外来、病棟、手術とハードですが、オンオフがはっきりしていて自分の時間を持ちやすいと思います。現在医局には、学位取得に向けて研究活動をするドクター、専門医取得に向けて勉強するドクター、小さいお子さんとの時間を大切にするイクメンドクターなど様々なドクターが在籍しています。

眼科医になって最初の数年は、これからの眼科医人生の基礎を作る上でとても大切な時期です。当科には県内から日々多くの難症例が紹介されるため、貴重な経験ができると考えています。また手技習得のための豚眼専用実習室や眼底検査のシミュレーターなど、研修設備も充実しています。研究分野では多くの大学院生が主に網膜疾患の臨床研究を行なっています。

一緒に、秋田大学眼科を盛り上げていきませんか?秋田大学眼科のホームページを見て興味を持っていただいた医学生、初期研修医のみなさん、いつでもお気軽にご連絡ください。病院見学や医局説明なども随時行いますのでご相談いただけたらと思います。

 

秋田大学大学院医学系研究科医学専攻 病態制御医学系 眼科学講座 教授 岩瀬 剛
『当教室は若い力を求めています』 教授 岩瀬 剛

近年、<視覚>の大切さは高まっています。スマホやパソコンでのWEB視聴、インスタ映え、バーチャルリアリティーなど視覚を通してのツールは目まぐるしい進歩をとげており、よりよい生活を送るために<視覚>はなくてはならないものとなっています。その一方で強度の近視の増加にともなう病的近視と呼ばれる疾患や高齢化に伴って増えるづける緑内障疾患など視力障害で困っている方たちもたくさんいます。

そのような中で眼科医は<眼を治す>という大事な仕事をしています。眼は小さな臓器ですが、みなさんが眼科医になればその緻密さや美しさに驚くこともたくさんあると思います。眼科は診断と治療、そして治療は薬物治療と手術治療のどちらもできる科です。近年は眼科学での画像診断装置が目覚ましい進歩をとげ、今まで不明だった疾患の病態が細部にまでわかるようになってきました。昔は診断できなかったこともこれらの装置や研究の成果などで診断できるようになり、また昔は治せなかった疾患も抗VEGF抗体の硝子体注射など新しい治療薬で治すことができるようになりました。

眼科学はとても興味深い分野であり、きっとみなさんも眼科医になればその魅力のとりこになると思います。秋田大学眼科学教室で一緒に働き、学びませんか。

現教室はとても良い雰囲気でお互いを分かり合える仲間たちがたくさんいます。決して大きな医局ではないので上下関係も厳しくなく、みなさんも入局されたらきっと先輩医局員と仲良く、充実した生活が送れると考えます。是非、秋田大学眼科学教室へ!

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