柏熊 裕美
私は卒業後、地元の秋田に戻り、研修を経て秋田大学眼科学教室へ入局しました。私は一度、社会人を経て医学部へ入学した事もあり、学生時代に妊娠・出産し、現在に至ります。仕事と子育ての両立という課題に対し、今も滞りなく出来ているかと聞かれますと正直、思うようにはいかず葛藤する日々もあります。しかし、教授をはじめとし、指導医、上級医、同期の皆様に支えられて外来や手術、病棟のお仕事をさせて頂いております。女性の医師であれば、自分の将来を考えると共にいずれ子供の将来も含めて方向転換や仕事への向き合い方も変わってくる部分もあるかと思います。周りのサポートや理解が必要な状況で、思う存分、自分の出来る事を出来る範囲でさせて頂ける環境を探して、これからも頑張って行こうと思います。是非、色々な方に見学に来て頂けたら幸いです。
(2022年入局)
(2023年5月)
松田 あすか
2022年入局の松田です。
わたしが眼科入局を決意したのは、眼という小さな臓器の美しさと専門性の高さからです。
入局後、初めは指導医の先生とともに患者さんの診察を行い、基本的な診察技術を身につけます。眼科は専門性が高い分、診察や検査を含めわからないことだらけでした。しかし、指導医の先生はじめ先輩方に丁寧に教えていただきながらできることが少しずつ増えていくと、より一層診察が楽しくなり、日々成長を感じることができます。
初めて白内障手術を執刀後、翌朝患者さんから「よく見えるようになった」と言われた時はとても嬉しく思いました。視力はQOLに大きく関わり、その治療に携われるのは素晴らしい仕事だと思います。
秋田大学眼科医局は優しい先輩達のもとたくさんの症例を経験し、成長できる環境が整っています。少しでも眼科に興味があればぜひ見学・研修にいらしてください。
(2023年5月)
